キャットドアを発明したのはニュートン

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 猫が通り抜けるためにドアや壁に設けられる小さな出入り口、キャットドア(キャットフラップ)を発明したのは、万有引力の発見で知られる物理学者、アイザック・ニュートンである。

 自他ともに認めるペット愛好家だったニュートン。ネコの他にも様々な動物を飼っていた。だが、ある時は愛犬がろうそくを倒してしまい、長年にわたって集めた研究資料が灰になってしまったこともあるなど、ペットたちは時に、ニュートンの手を煩わせていた。

 中でも特に手を煩わせていたのはネコだった。中に入れて欲しい、外に出して欲しいと頻繁に鳴くので、ニュートンはその度に研究を中断せざるを得なかった。

 ある日、ニュートンははっとひらめき、ドアの一部を改良してキャットドアを発明。ネコたちは飼い主の手を煩わせることなく自由にドアを行き来できるようになった。