覚せい剤の隠語「シャブ」は骨の髄までしゃぶられるという意味

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 覚せい剤を意味する「シャブ」とは、一度使用するとやめることが困難で、骨の髄までしゃぶられてしまうことに由来するとされる。

 覚せい剤を使用すると幻覚や幻聴など人体に異常が見られ廃人になる。さらに、中毒性があるため高価な覚せい剤を何度も購入してしまい金銭を失う。骨の髄までしゃぶるとは、この2つの意味を持つ。

 また、「スピード」や、その略称「S」と呼ばれることもあるが、これは、効き目が早いことに由来するとされる。

 ちなみに、肉料理のしゃぶしゃぶは、洗濯の音に由来する。しゃぶしゃぶは1952年に大阪府のスエヒロ本店で当時の社長、三宅忠一が開発した料理。店の厨房から仲居がおしぼりをジャブジャブと洗濯する音が聞こえ、この料理は肉の洗濯のようだと連想し名付けたという。