三谷幸喜は、タラちゃんがドーピングする話を書き降板させられたことがある

情報提供: カレイドスコープ 様||No.86

 三谷幸喜は、アニメ『サザエさん』の脚本を書いたことがあるが、その際、タラちゃんがドーピングをするというストーリーの話を書いたことで降板させられた。

 その話は、『タラちゃんの成長期』というタイトルの作品。タラちゃんが夢の中で、自らドーピングをしてオリンピックに出場し金メダルを取るというストーリーだった。

 当然、プロデューサーの逆鱗に触れ、降板させられてしまった。

 1985年8月18日、問題となった作品と同じタイトルの作品が放送されているが、内容は全く異なるストーリーに差し替えられた。

 三谷は同作品の前に、『ワカメの大変身』(1985年7月4日放送)、『波平つり指南』(同年8月4日放送)、『妹思い、兄思い』(同年8月11日放送)の3本の脚本も執筆した。これらはいずれも放送されている。