ドイツ南西部の町、ランポルズハウゼンで2003年、教会がクリスマスに向け配布した「キリストの生涯」のビデオの一部に、中身がポルノ映画のものが含まれていることが判明し、教会が回収に走る騒ぎがあった。
教会によると、20～30本を配り終えたところで、5～7人から連絡があり、間違った内容のビデオを配布したことが判明。教会はすぐに配布済みのビデオをすべて回収、処分した。
同教会が確認したところ、用意したビデオ300本のうち、配布済のものも含め200本がポルノ映画だった。ビデオのコピーを依頼したミュンヘンの業者が、誤ってポルノ映画をコピーしたという。
ビデオを配布したシュヴェージッヒ牧師はロイター通信の取材に対し、「神は神秘的な方法で福音を伝えるものだ。何より、ポルノを注文した人々が我々が注文した宗教映画を持っているかもしれない」と話した。