雑学ぼっくす

2015.11.04|No.242

サンドバッグの中に砂は入っていない

 ボクシング漫画やアニメで、練習中にサンドバッグが破れて砂がこぼれるシーンがあるが、実際にはあり得ない光景である。

 サンドバッグは、名前とは裏腹に実際に中に入っているのは主に布切れやスポンジなどで、砂は一粒も入っていない。中に砂を詰めると底に溜まって硬くなり、拳を痛めてしまうそうだ。

 ではなぜ「サンド」と名が付いているのか。それは、サンドバッグが日本に入ってきた1920年代、当時の練習生が中に何も入っていないサンドバッグを見て、中に何を詰めて良いか分からず、とりあえず砂を詰めてみたからだ。実際に試してみた研修生は、あまりの硬さに驚いたことだろう。

 また、語源からも分かる通り、「サンドバッグ」という言葉は日本でしか使われていない和製英語である。英語では「パンチングバッグ」というのが正しい。