「面白山」という山がある

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 山形県と宮城県の県境には、「面白山」という奇妙な山がある。

 標高1264メートル。読みはそのまま「おもしろやま」。もともとは山に遅くまで雪が残り、残雪で一面白くなることから「つらしろやま」と呼ばれていたが、いつしか読み替えられたとされる。

 山の周辺には、豪快な姿に圧倒される「藤花の滝」や100万本のコスモスが咲く「コスモスベルグ」など、面白い見どころが満載だ。

 面白山は、山形県山形市と宮城県仙台市太白区にまたがる山。JR仙山線、面白山高原駅の目の前に位置し、山頂まで登山道が整備されている。