碁石は黒石より白石の方が小さい

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 囲碁で使う碁石は、よく見ると黒石より白石の方が小さい。

 実際に測ってみると、黒石の直径は22.2mm(7分3厘)、白石の直径は21.9mm(7分2厘)で、白石の方が小さいことがわかる。

 この設計は、白が膨張色のため、人間の目にはやや大きく見えることによるもの。白石を小さくすることで、人間の目には黒石とほぼ同じ大きさに見える。