「鳩」という字が九に鳥なのはハトがクククと鳴くから

|No.130

 「鳩」という漢字は、ハトが「ククク・・・」と鳴くことから「九」という漢字が使われている。

 中国でハトを表す漢字が作られる際、「ククク・・・」という鳴き声から「ク」と読む漢字の「九」が使われた。さらに、鳥であることを表すため「鳥」という字を付け、「鳩」という字が生まれた。

 余談だが、カは「ブーン」と鳴く虫なので、虫に文で「蚊」。ネコは「ミョウ」と鳴くケモノなので、けものへんに苗で「猫」。カラスは「ガー」と鳴く鳥なので、牙に鳥で「鴉」と書く。